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2019-02-21 (Thu)
「まほろ駅前狂騒曲」   三浦しをん   文春文庫

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
まほろ市は東京都南西部最大の町。駅前で便利屋を営む多田と、居候になって丸二年がたつ行天。四歳の女の子「はる」を預かることになった二人は、無農薬野菜を生産販売する謎の団体の沢村、まほろの裏社会を仕切る星、おなじみの岡老人たちにより、前代未聞の大騒動に巻き込まれる!まほろシリーズ完結篇。



多田と行天の二人は友だちではないと言いながら、
お互いのことを一番よくわかっている間柄だと感じます。
そしてそれは自分では気づかない部分でもあります。

ドタバタに巻き込まれながらも自分を見失わない二人。
かっこいいです。
4歳のはなちゃんはとにかく可愛い!


この作品を読んでいる途中で
気に入った場面や言葉がいくつかありましたが、
それが全てあとがきに書かれていました。
あとがきってすごいなと思います。
あとがき次第で読後感が変わったりもするんですよね。
今回は感動し癒された最後でした。

これで完結だと思うと寂しいです。


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2019-02-12 (Tue)
「まほろ駅前番外地」   三浦しをん   文春文庫

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
東京都南西部最大の町・まほろ市の駅前で便利屋を営む多田と、高校時代の同級生・行天。汚部屋清掃、老人の見舞い、庭掃除に遺品整理、子守も料理も承りますー。多田・行天の物語とともに、前作でお馴染みの星、曽根田のばあちゃん、由良、岡老人の細君が主人公となるスピンアウトストーリー七編を収録。



前作に登場した人たちが次々と登場してきます。
それにより人物像に厚みが増したような気がします。

多田と行天の関係も進展がしたとはいえませんが、
違う側面も見えてきて、興味深かったです。


多田の恋心にも興味津々!
行天の過去もまだすべては書かれていないので、
そちらも気になりますね。


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2019-02-10 (Sun)
「まほろ駅前多田便利軒」   三浦しをん   文春文庫

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
まほろ市は東京のはずれに位置する都南西部最大の町。駅前で便利屋を営む多田啓介のもとに高校時代の同級生・行天春彦がころがりこんだ。ペットあずかりに塾の送迎、納屋の整理etc.-ありふれた依頼のはずがこのコンビにかかると何故かきな臭い状況に。多田・行天の魅力全開の第135回直木賞受賞作。



三浦しをんの作品は読んでみたいなと思いながら
今まで手に取らずに来てしまいました。
この作品は連続短編集のようで、読みやすかったです。

登場人物がみな個性的で身近にはいそうもない人ばかりなのに、
なぜか心惹かれるものがありました。

過去に陰を持つ主人公の二人が一年間一緒にいるうちに、
心通わせないながらも、
楽しかったと言えるまでに変化していきます。


帰る場所があるっていいことだなって、しみじみ思いました。
続編も楽しみです。


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| 三浦しをん | COM(0) | | TB(0) | |
2019-02-02 (Sat)
「まひるまの星」紅雲町珈琲屋こよみ   吉永南央   文春文庫

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
紅雲町では山車蔵の移転問題が持ち上がり、お草が営む小蔵屋の敷地が第一候補に。話し合いが必要だが、お草は母の言いつけで「うなぎの小川」とは絶縁状態で、話し合いができない。かつては親友だった女将と亡母の間に、なにがあったのか。紅雲町を歩き回るうち、お草は町全体に関わる重い事実にたどり着く。シリーズ第5弾。



シリーズも5冊目となると登場人物もわかっているので、
とても読みやすいです。
今回はちょっと大きな話になっていますが…

亡き母とその親友の仲違いの原因をたどるうちに、
大きな問題がその陰に潜んでいることに気づき、
問題解決を図ろうとするお草さん。
相手の家族関係にもその問題は関わっていました。


最後は大団円となり、ほっとします。


毎回、表紙絵のお草さんがいい味を出していますね。



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2019-01-24 (Thu)
「過ぎ去り師王国の城」   宮部みゆき   角川文庫

【内容情報】(出版社より)
早々に進学先も決まった中学三年の二月、ひょんなことから中世ヨーロッパの古城のデッサンを拾った尾垣真。やがて絵の中にアバター(分身)を描きこむことで、自分もその世界に入りこめることを突き止める。



主人公のシンちゃん、同級生のタマちゃん、
有名な漫画家のアシスタントのパクさんの3人が、
絵の中に入り込むことで冒険が始まります。

ファンタジー要素も含みながら、
現実世界の生きづらさも描かれています。


ゲームの世界に入り込んだような気持ちになった後に
突きつけられる現実。
ちょっと落ち込むような作品でした。
それでもやっぱり宮部さんの作品は面白いです!


もう一つの世界の10年間はどうだったのかも読みたかったです。
でももっと暗いお話になっていたかな。


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