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2017-09-10 (Sun)
「希望荘」   宮部みゆき   小学館

内容(「BOOK」データベースより)
家族と仕事を失った杉村三郎は、東京都北区に私立探偵事務所を開業する。ある日、亡き父・武藤寛二が生前に残した「昔、人を殺した」という告白の真偽を調査してほしいという依頼が舞い込む。依頼人の相沢幸司によれば、父は母の不倫による離婚後、息子と再会するまで30年の空白があった。果たして、武藤は人殺しだったのか。35年前の殺人事件の関係者を調べていくと、昨年発生した女性殺害事件を解決するカギが隠されていた!?(表題作「希望荘」)。「聖域」「希望荘」「砂男」「二重身」…私立探偵・杉村三郎が4つの難事件に挑む!!



先に「誰か」を読み直したのですが、
その後の「名もなき毒」「ペテロの葬列」の間に変化した
主人公・杉村三郎の環境にとまどいながら読み進めました。
(その2作も以前に読んでいます)

この作品は完全に探偵杉村三郎でした!
そしてそのことが更に作品を魅力的にしているような気がします。


宮部みゆき作品の暗い重い部分に締め付けられながらも、
杉村の温かさ優しさに救われました。

4つの連作短編集ですが、時系列通りに書かれてはいません。
単行本化される時に加筆されたのか、繋がった作品になっています。


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| 宮部みゆき | COM(0) | | TB(0) | |
2017-09-07 (Thu)
「誰か somebody   宮部みゆき   文春文庫

内容(「BOOK」データベースより)
今多コンツェルン広報室の杉村三郎は、事故死した同社の運転手・梶田信夫の娘たちの相談を受ける。亡き父について本を書きたいという彼女らの思いにほだされ、一見普通な梶田の人生をたどり始めた三郎の前に、意外な情景が広がり始める―。稀代のストーリーテラーが丁寧に紡ぎだした、心揺るがすミステリー。



図書館で杉村三郎シリーズの最新刊「希望荘」を予約していて、
それを受け取りに行った際に、もう一度読み返したくて借りてきた本です。

以前に読んではいるのですが、かなり忘れてしまっています^^;
でも二度目でも面白い本ということで…(笑)


杉村三郎は今多コンチェルンの会長の妾腹である菜穂子と結婚した男性です。
普通のサラリーマンでもあり、普通の優しい夫・父でもあります。
そんな三郎が探偵のようなことをし、
興味を持つきっかけともなった事故から物語は描かれていきます。

宮部みゆきの作品は、テンポがよくてどんどん惹き込まれていきますね。
最後はちょっぴり嫌な気持ちにもさせられますが、
その分、三郎家族の素直な優しさが際立ったような気がします。


早く「希望荘」も読まなくては。。。



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| 宮部みゆき | COM(0) | | TB(0) | |
2017-08-20 (Sun)
「カフェかもめ亭 猫たちのいる時間   村山早紀   ポプラ文庫ピュアフル

内容(「BOOK」データベースより)
風早の街、港のそばに佇むかもめ亭。
ある冬、凍てついた風とともに現れた謎めいたお客様が若き主の広海に語るのは、
愛する家族の幸福のため、小さな英雄として生きた黒猫(「猫の魔法使い」)に、
絵が好きな少女と三匹の白猫(「白猫白猫、空駆けておいで」)、
三度生まれ変わり最愛の娘を守ることを願った山猫(「約束の騎士」)と、
なぜか猫にまつわる物語ばかりで―。
その店の紅茶には、魔法の香りがする。人気シリーズ第二弾!



第一弾の「カフェかもめ亭」が残念ながら図書館になく、
第二弾の今作だけの読書になってしまいました。

いろいろなアンソロジーの中から集められた作品を、
連作短編集にしたそうですが、
どの作品も猫と人間の友情が描かれているファンタジーで、
大好きなお話ばかりでしたので、
一作ずつ読み進めるのが惜しいくらいでした(笑)

スケッチブックの絵を見せながら語られる物語に
どんどん惹き込まれていきます。

猫好きの人にはお薦めの作品です!!


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| 村山早紀 | COM(0) | | TB(0) | |
2017-08-13 (Sun)
「タマの猫又相談所 逆襲の茶道部   天野頌子   ポプラ文庫ピュアフル

内容(「BOOK」データベースより)
草薙家の飼い猫タマは、じつは長生きして妖怪化した猫又。しかしそれを知っているのは高校生の理生だけ。泣き虫で弱虫な理生に毎晩泣き言を聞かされるタマは、いつもやむを得ず理生のサポート役に。さて、二年生になった理生だが、所属する聖涼学院高校花道部は新入部員の獲得に苦戦。再び女王・鈴木花蓮率いる茶道部に和室を狙われて…。起死回生の策で高校生生け花コンクールに出場した理生たち、結果はいかに!?「陰陽屋」の天野頌子の人気シリーズ第二弾!



疲れ切った身体でも読めました(笑)

主人公の理生が、だんだん弱っちくなっていくのが残念ですが、
その分タマが際立って活躍して楽しいです!

花道の基本も勉強になります。
こんな花道部も楽しいかな~


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| 天野頌子 | COM(0) | | TB(0) | |
2017-08-06 (Sun)
「タマの猫又相談所 花の道は嵐の道   天野頌子   ポプラ文庫ピュアフル

内容(「BOOK」データベースより)
―うちの理生ときたら、高校生になったというのに、泣き虫で弱虫でこまったもんだ。やれやれ、おれがなんとかしてやるか―。理生の飼い猫タマは、じつは長生きして妖怪化した猫又。流されるままに花道部に入部し、因縁のライバル茶道部との激しい部室争奪戦に巻き込まれてしまった理生を、タマが陰から賢くサポート。大人気「よろず占い処陰陽屋」シリーズの著者が描く、ほんわかもふもふ学園物語。書き下ろし短編「空の下、屋根の上」を収録。



毎日暑い日が続いていますね。
こんな時は、室内で気軽な本を読むのが一番です^^

花道部なんて、私の時代でも身近にはなかった部活動ですが、
今もあるんでしょうか。。。
素材の花探しに明け暮れる1年生の三人組が、
茶道部との争いの中で、団結し頼もしく(?)なっていく様は楽しいです!

主人公の猫又タマも魅力的で、
私もモフモフしてみたくなります(笑)


小学校が夏休みの間はフルタイムで働いています。
今年からは時間外の仕事も増え、ちょっと疲れ気味ですが、
暑さに負けずにひと夏を乗り切りたいと思っています。


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| 天野頌子 | COM(0) | | TB(0) | |