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2017-02-19 (Sun)
「その日まで」紅雲町珈琲屋こよみ   吉永南央   文春文庫

内容(「BOOK」データベースより)
コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」の近くに、ライバル店「つづら」が開店した。つづらは元和菓子屋だったが、近隣では経営難のオーナーから詐欺まがいの手口で土地家屋を買い叩く業者グループがいるという噂がある。小蔵屋を営む気丈なおばあちゃん・杉浦草は、背景を調べ始めるが…。人気シリーズ第2弾。



第1弾の「萩を揺らす雨」に比べると
ちょっと重いかなと感じるテーマでしたが、
主人公のお草さん(杉浦草)の人柄のせいか、
最後はほっとできるストーリーになっていました。

実家が商売をしているためか、
商売をするって大変なんだなと改めて感じた作品です。

お草さんの着ている着物、お店のディスプレー、商品である雑貨。。。
どれも素敵で、こんなお店でコーヒーを飲みたいな!と思いました。


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物語の中に出てくるユキノシタの花です↓
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2017-02-16 (Thu)
「扉守」   光原百合  文藝春秋

内容(「BOOK」データベースより)
瀬戸の海と山に囲まれた懐かしいまち・潮ノ道にはちいさな奇跡があふれている。こころ優しい人間たちとやんちゃな客人が大活躍。待望の、煌めく光原百合ワールド。



潮ノ道に住む人々が語る不思議な物語。
7編の短編ごとに、違う人の視線で描かれています。

どれも不思議でありながら、
やさしく寄り添ってくれるようなお話ばかりでした。
そして全編に登場する名バイプレーヤーがいます。
それが持福寺住職の了斎(りょうさい)です。
この人がいてこそ成り立っているような気がします。

この本も悪者が出てこなく、
優しい人たちの、心あたたまる物語でした。


表紙の絵が素敵です。
表紙を少しずつ切り取ったものが、短編ごとの表紙も飾っています。
描いている丹治陽子さんのイラストは、ほかの作品でも見たことがありますが、
どの絵もみんな素敵でした。


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2017-02-11 (Sat)
「遠い約束」   光原百合   創元推理文庫

内容(「BOOK」データベースより)
駅からキャンパスまでの通学途上にあるミステリの始祖に関係した名前の喫茶店で、毎週土曜二時から例会―謎かけ風のポスターに導かれて浪速大学ミステリ研究会の一員となった吉野桜子。三者三様の個性を誇る先輩たちとの出会い、新刊の品定めや読書会をする例会、合宿、関ミス連、遺言捜し…多事多端なキャンパスライフを謳歌する桜子が語り手を務める、文庫オリジナル作品集。



ミステリー好きの女子大生が、小学生の頃にした遠い約束。
エラリー・クイーンの名前が出てくるなど、一見ミステリーですが、
女子大生の身の回りで起こった出来事の謎解きという感じです。

それが逆に私には読みやすかったかな^^


表紙がマンガチックなのが気になりました。
登場人物を想像しながら読むのが楽しいのに、
そのままの絵ですからね。

でも内容はとても面白かったです。
悪い人の出てこない物語は、安心して読めるのがいいですね。

主人公の桜子と、その先輩たちが登場する本はほかにもあるのかな。
あったら読んでみたいです。





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2017-02-08 (Wed)
切り絵図屋清七「栗めし」   藤原緋沙子   文春文庫

内容(「BOOK」データベースより)
切り絵図屋の店先で倒れた身重の女性。小伝馬町の牢にいる夫を案じる様子を見かねて何かと力になる清七たちだったが、夫は出牢から三日後何者かに殺められてしまう。事件を調べる中で浮上した同心の名から、もう一つの殺し、そして勘定奉行の関わる大きな陰謀との繋がりが見えてきた―大切な人を守れ!人気シリーズ第四弾。



シリーズ物は続きをどうしても読みたくなりますね。
このシリーズも第四弾になりました。

いくつかの事件に出会い、それぞれの繋がりに気づくことで、
どんどん核心に近づいていきます。

はらはらどきどきの展開が続きますが、
まだ終わらないようです。


続きが出るまで首を長くして待つこととしましょうか^^






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2017-01-24 (Tue)
桜風堂ものがたり」   村山早紀   PHP研究所

内容(「BOOK」データベースより)
万引き事件がきっかけで、長年勤めた書店を辞めることになった青年。しかしある町で訪れた書店で、彼に思いがけない出会いが…。田舎町の書店の心温まる奇跡



やはり村山早紀さんの作品は素敵です!

“桜風堂”というのは田舎にある小さな本屋さんの名前なのですが、
そこに至るまでのお話も、
そこにたどり着いてからのお話も、
とても感動的でずっと鼻をぐすぐすさせながら読んでいました。

中に登場する“四月の魚”という作品も読んでみたくなりました。
そしてこの作品の続きもぜひ読んでみたいです!!


村山早紀さんの作品は、
どのキャラクターもみんな優しくて、心惹かれる人ばかりです。
今回の作品もそうでした。

そんなキャラクターたちのその後がすごく気になります。

銀河堂の書店員さんや、従兄との今後の関りや、
本好きな大女優さんと元(?)脚本家が作り出すドラマなど、
興味が尽きません。






| 村山早紀 | COM(0) | | TB(0) | |