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2019-09-19 (Thu)
「あきない世傳金と銀 六(本流篇)」   高田郁   ハルキ文庫

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
大坂天満の互服商「五鈴屋」は、天災や大不況など度重なる危機を乗り越え、江戸進出に向けて慎重に準備を進めていた。その最中、六代目店主の智蔵が病に倒れてしまう。女房の幸は、智蔵との約束を果たすべく立ち上がった。「女名前禁止」の掟のもと、幸は如何にして五鈴屋の暖簾を守り抜くのか。果たして、商習慣もひとの気質もまるで違う江戸で「買うての幸い、売っての幸せ」を根付かせたい、との願いは叶えられるのか。新たな展開とともに商いの本流に迫る、大人気シリーズ待望の第六弾!



初恋の人でもあった六代目の智蔵が亡くなっても、
悲しみにくれる暇もなく次々と問題が持ち上がってきます。

それでも商いの戦を勝ち進むべく歩み続ける幸の強さに感動しました。


小さいながらも五鈴屋を江戸に進出させ、開店に漕ぎつけた場面は圧巻です。
店内の様子が見えるようでした。


次は跡取り問題でしょうか。
続きが楽しみです。



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| 高田郁 | COM(0) | | TB(0) | |
2018-11-24 (Sat)
「花だより」みをつくし料理帖特別巻   高田郁   ハルキ文庫

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
澪が大坂に戻ったのち、文政五年(一八二二年)春から翌年初午にかけての物語。店主・種市とつる家の面々を廻る、表題作「花だより」。澪のかつての想いびと、御膳奉行の小野寺数馬と一風変わった妻・乙緒との暮らしを綴った「涼風あり」。あさひ太夫の名を捨て、生家の再建を果たしてのちの野江を描いた「秋燕」。澪と源斉夫婦が危機を乗り越えて絆を深めていく「月の船を漕ぐ」。シリーズ完結から四年、登場人物たちのその後の奮闘と幸せとを料理がつなぐ特別巻、満を持して登場です!
【目次】(「BOOK」データベースより)
花だよりー愛し浅蜊佃煮/涼風ありーその名は岡太夫/秋燕ー明日の唐汁/月の船を漕ぐー病知らず



気になっていた登場人物たちのその後。
それぞれが自分の幸せを見つけ、
明日に向かっていく素敵なお話でした。

そしていつも通りの優しいお料理。
料理によって、人は幸せになるんだなと感じます。

今度こそシリーズ完結のようですが、
心残りなく読み終えたような気がします。



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| 高田郁 | COM(0) | | TB(0) | |
2018-11-10 (Sat)
「あきない世傳金と銀<5>」転流篇   高田郁   ハルキ文庫

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
大坂天満の呉服商、五鈴屋の六代目店主の女房となった主人公、幸。三兄弟に嫁す、という数奇な運命を受け容れた彼女に、お家さんの富久は五鈴屋の将来を託して息を引き取った。「女名前禁止」の掟のある大坂で、幸は、夫・智蔵の理解のもと、奉公人らと心をひとつにして商いを広げていく。だが、そんな幸たちの前に新たな試練が待ち受けていた。果たして幸は、そして五鈴屋は、あきない戦国時代を勝ち進んでいくことができるのか。話題沸騰の大人気シリーズ待望の第五弾!



季節の描写がとてもきれいです。
折々に咲く花や鳥も描かれ、季節の移ろいが感じられます。

物語は、幸の知恵でよい方向に流れていきますが、
途中で母の死があったり、流産があったりと、
素直に幸せにはなってくれません。

物語の展開上しかたがないのかもしれませんが、
幸には子どもを産ませてあげて欲しかったです。



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| 高田郁 | COM(0) | | TB(0) | |
2018-02-10 (Sat)
「あきない世傳 金と銀 ④ 貫流篇」   高田郁   ハルキ文庫

内容(「BOOK」データベースより)
江戸時代中期、長く続いた不況を脱し、景気にも明るい兆しが見え始めた。大坂天満の呉服商、五鈴屋でも、五代目店主の惣次とその女房幸が、力を合わせて順調に商いを広げていた。だが、徐々に幸の商才を疎むようになった惣次は、ある事件をきっかけに著しく誇りを傷つけられ、店主の地位を放り出して姿を消す。二度と戻らない、という惣次の決意を知ったお家さんの富久は、意外な決断を下す。果たしてその決断は五鈴屋を、そして幸を、どのような運命へと誘うのか。大人気シリーズ第四弾!



同じ作者の「みをつくし料理帖」の主人公・澪は、
腕も知恵もあり、努力の人でした。
しかも初恋を捨て、料理人という道を選んだ人でした。

この作品の主人公・幸も、才覚も知恵も度量もある人です。
さらに美貌にも恵まれ、今作では名前通りの幸せをつかみます。

呉服屋の話、さらに大阪の話、ではありますが、
情景を思い描きながら読むことのできる作品だと思います。


次回作も楽しみ!!


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| 高田郁 | COM(0) | | TB(0) | |
2017-09-27 (Wed)
「あきない世傳 金と銀 ③ 奔流篇」   高田郁   ハルキ文庫

内容(「BOOK」データベースより)
大坂天満の呉服商「五鈴屋」の女衆だった幸は、その聡明さを買われ、店主・四代目徳兵衛の後添いに迎えられるものの、夫を不慮の事故で失い、十七歳で寡婦となる。四代目の弟の惣次は「幸を娶ることを条件に、五代目を継ぐ」と宣言。果たして幸は如何なる決断を下し、どのように商いとかかわっていくのか。また、商い戦国時代とも評される困難な時代にあって、五鈴屋はどのような手立てで商いを広げていくのか。奔流に呑み込まれたかのような幸、そして五鈴屋の運命は?大好評シリーズ、待望の第三弾!
 


読み始めたら面白く、一気に読み終えました。

女衆だった幸が店主の女房になり、
その才を使う場面が何度か出てきます。
それでも一歩下がって店主の陰にならざるをえない幸の立場は
難しいですね。

題名に「奔流篇」とあるように、波乱万丈の幸からは、
最後まで目が離せません。 


次の「貫流篇」を早く読みたいです!


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| 高田郁 | COM(0) | | TB(0) | |