01≪ 2018/02 ≫03
12345678910111213141516171819202122232425262728
2018-02-14 (Wed)
「5年後のラブレター」   村上桃子   リンダブックス

内容(「BOOK」データベースより)
最愛の夫である渉(わたる)の突然の死から5年、菜緒は喪失感から心を空っぽにしたままただ息子・歩夢(あゆむ)とふたりで生きていくため誰にも頼らずに必死に働いていた。そんなある日、歩夢宛に一通の手紙が届く。それはお気に入りの絵本の登場人物からの、冒険への誘いだった。勢いよく街に飛び出した幼い歩夢に導かれるように菜緒は大切な人たちとの再会を重ねていく―若き父親が愛する妻とまだ見ぬ息子に宛てた心温まる天国からのメッセージがそこにはあった。



表紙に書かれた文と、裏表紙の内容紹介。
これを読んだだけで、なんとなくストーリーがわかります^^

でもそれだけで終わらないのが小説の面白さ!
ストーリー展開が予想されているのにも関わらず、
思わず涙する場面が何か所もありました。

5年後じゃなく遺言で残してあげてもよかったのに・・・とも
思いますが、そこが物語。
息子の歩夢くんが5歳になっているからこそのお話でもあります。

ただ5歳の子が地図を読めるのか?
母親は思い出の場所なのに、地図を見てわからないのか?
などの疑問も残ります。



それでも涙活というデトックス効果は抜群でした♪


41ygDOhSOtL.jpg





| 読んだ本・その他 | COM(0) | | TB(0) | |
2017-12-20 (Wed)
「宮辻薬東宮」   アンソロジー   講談社

内容紹介
ちょっぴり怖い、だからおもしろい。
これぞエンタメ!!
前代未聞の「ミステリー短編バトンつなぎ」
「宮辻薬東宮」(みやつじやくとうぐう)
宮部みゆきさんお書き下ろし短編を辻村深月さんが読み、短編を書き下ろす。その辻村さんの短編を薬丸岳さんが読み、書き下ろし……今をときめく超人気作家たちが2年の歳月をかけて“つないだ”ミステリーアンソロジー。

内容(「BOOK」データベースより)
全編書き下ろし。超人気作家たちが2年の歳月をかけて“つないだ”前代未聞のリレーミステリーアンソロジー。



宮部みゆき・辻村深月・薬丸岳・東山彰良・宮内悠介の5人の頭文字が題名になった本です。
リレー式のアンソロジーですが、ミステリーというよりホラーっぽい感じです。

宮部みゆきの『人・で・なし』は家にまつわる話で、
時代小説の『あやし』を思い出させる読み応えのあるものでした。

辻村深月『ママ・はは』は、写真に写ったものが変わっていく
ちょっぴりゾクッとする話でした。

薬丸岳『わたし・わたし』は、指輪の怨念?
これもホラーとしてはおもしろい作品でした。

東山彰良『スマホが・ほ・し・い』は、舞台設定が中国のためか、
読みにくかったです。
内容も受け入れがたいお話でした。

宮内悠介『夢・を・殺す』はプログラミングを扱った話で、
興味深く、また面白かったのですが、
最後の終わり方が尻切れトンボのような気がしました。


アンソロジーはいろいろな作家の作品が読めて楽しいのですが、
読み難かったり、がっかりしたりするものもあり、
難しいですね。


51chYxCetYL.jpg


| 読んだ本・その他 | COM(0) | | TB(0) | |
2017-11-11 (Sat)
「幸せのかたち」   松村比呂美   双葉文庫

内容(「BOOK」データベースより)
駅前の商店街で紗江子に声をかけてきた女性は、中学時代、卒業を前に転校したクラスメートの美幸だった。完成したばかりの近くの高層マンションに引っ越してきたという。18年ぶりの再会を機に、紗江子の平穏な日々は変化をみせはじめ、紗江子の旧友で同じクラスメートだった香織にも…。人生の岐路に直面した三人の女性の姿を描く、ミステリアスな物語。



アンソロジー「隠す」を読んで気になった作家さんの作品です。
文章は読みやすく、どんどん読み進められます。

女性の作家さんならではの女性の描写で、
三人の登場人物が丁寧に描かれています。
ちょっとミステリアスでちょっとホラーチックな作品かな。

幸せのかたちは人それぞれということでしょうね。


別のアンソロジーも借りてきたので、
その中の短編も楽しみです。


31JQ4FVC1ZL.jpg



| 読んだ本・その他 | COM(0) | | TB(0) | |
2017-11-05 (Sun)
「アンソロジー 隠す」   アミの会(仮)   文藝春秋

内容紹介
恐怖、因縁、苛め、恋愛と老い、引きこもり探偵に芸能人の犯罪。人気作家十一人が「隠す」をテーマに書き下ろした豪華短編集。
内容(「BOOK」データベースより)
あなたが隠したいものは、なんですか?机の中に、記憶の中に、人生のどこかに…「隠す」をテーマに描かれる、11の不穏で切実な人間ドラマ。



11人の女性作家(大崎 梢、 加納 朋子、 近藤 史恵、 篠田 真由美、柴田 よしき、永嶋 恵美、 新津 きよみ、福田和代、松尾由美、松村比呂美、光原百合)のアンソロジー。
いろいろな分野の作品で、どれも面白かったです。
元々好きな作家さんだけでなく、初めての方もいましたが、
皆さん文章がうまく読みやすかったです。

アンソロジーで気に入って読み始める作家もいます。
今回も気になった作家がいたので、本を探してみようと思います。

アミの会(仮)という名前も気になりましたが、
あとがきで説明がありました。
この本の前にもアンソロジーを出しているとのことなので、
そちらも探して読んでみたいです。


81RcK10hxBL.jpg


| 読んだ本・その他 | COM(0) | | TB(0) | |
2017-10-21 (Sat)
「さがしもの」   角田光代   新潮文庫

内容(「BOOK」データベースより)
「その本を見つけてくれなけりゃ、死ぬに死ねないよ」、病床のおばあちゃんに頼まれた一冊を求め奔走した少女の日を描く「さがしもの」。初めて売った古本と思わぬ再会を果たす「旅する本」。持ち主不明の詩集に挟まれた別れの言葉「手紙」など九つの本の物語。無限に広がる書物の宇宙で偶然出会ったことばの魔法はあなたの人生も動かし始める。



本にまつわる9作品の短編集です。
どの作品も、本を好きなんだなと思わせてくれるものばかりでした。

古本屋で買った本が以前自分が売った本であったり、
旅先の宿で出会った手紙の挟まれている本だったり、
付き合った相手と好みが一緒の本たちだったり、と
いろいろな本が登場してきます。
本に対する思いっていろいろあるんですね。


角田光代の本は「八日目の蝉」以来かな。
なぜか手に取らないまま来てしまいました。

今回の本は、短編集であったため読みやすかったし、
とても面白かったです。
また機会があれば、
角田さんの本をもっと読んでみたいと思います。


81E787q7YKL.jpg


| 読んだ本・その他 | COM(0) | | TB(0) | |