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2017-04-22 (Sat)
「リバース」   湊かなえ   講談社

内容(「BOOK」データベースより)
深瀬和久は平凡を絵に描いたようなサラリーマンで、趣味らしいことといえばコーヒーを飲むことだった。その縁で、越智美穂子という彼女もできてようやく自分の人生にも彩りが添えられる。と思った矢先、謎の告発文が彼女に送りつけられた。そこにはたった一行、『深瀬和久は人殺しだ』と書かれていた。深瀬を問い詰める美穂子。深瀬は懊悩する。ついに“あのこと”を話す時がきてしまったのか、と。



先週の金曜部から始まった藤原竜也主演のドラマ「リバース」を見て、
すぐに原作を読みたくなりました。
図書館で予約したところ、思っていたよりはやく単行本が手に入りました。

やっぱり原作のほうが面白い!
一気に読んでしまいました。


まだドラマは第1話しか見ていません。
人物設定がちょっと違うところがありますが、
そこはさすがの演技力でカバーしています。

それよりも場面展開の面白さは本の絶対的勝利です!


最後まで真相はわからないまま進むのですが、
読みながら推理するのも楽しかったです。

そして最後の2ページ!!
なんと…!!!


推理小説の面白さと
ひとりひとりの性格描写の緻密さ。
どちらにも引き込まれました。


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ドラマはもう見なくていいかな~(笑)



ソメイヨシノやヤマザクラが終わり、八重桜や枝垂桜の出番ですね。
ヤマブキもきれいに咲き始めました^^




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2013-10-12 (Sat)
「白ゆき姫殺人事件」   湊かなえ   集英社

内容(「BOOK」データベースより)
美人会社員が惨殺された不可解な殺人事件を巡り、一人の女に疑惑の目が集まった。同僚、同級生、家族、故郷の人々。彼女の関係者たちがそれぞれ証言した驚くべき内容とは。「噂」が恐怖を増幅する。果たして彼女は残忍な魔女なのか、それとも―ネット炎上、週刊誌報道が過熱、口コミで走る衝撃、ヒットメーカーによる、傑作ミステリ長編。




作者を知らずに、普通に読んだら面白いです。
でも湊かなえの作品としてはどうでしょうか。

インタビューがあったり、ネットの掲示板があったり、ゴシップまがいの週刊誌記事があったりと、
文章(文面?)がコロコロと変化して、
それが読みにくくもあり、息抜きにもなりました。
軽いミステリーとしてはよかったです。


殺人事件の被害者・容疑者を取り巻く女同士の愛憎劇がなんともいえず…
けれど実際にありそうでもあるから怖いですよね。


白ゆき姫殺人事件白ゆき姫殺人事件
(2012/07/26)
湊 かなえ

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職場でのストレスで、
なんだかんだと編み物にとりかかれません(^_^;)
編みたい気持ちはあるのですが、
今の精神状態で編んでもいいものはできないと思うので、
とりあえず編みたいもの探しをしています。

あ!でも、バッグがひとつ編めています。
ただし、まだヒモが取り付けられていないままなので、
仕上がったらアップしますね。



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2012-02-15 (Wed)
「花の鎖」   湊かなえ   文藝春秋

毎年届く謎の花束。差出人のイニシャルは「K」。女たちが紡ぐ感動のミステリ。
(「BOOK」データベースより)



第一章から六章まで、
「花」「月」「雪」の三人の女性の視点で物語が綴られていく。
読み進むうちに、
それらの女性の生きている時代が違うことに気づく。

毎年届く花束の謎を解いているのかもしれないが、
ミステリーとして読むよりは、
女性たちの恋愛や家族への思いなどを味わいたい。

途中で家系図のようなものをメモしてしまうほど、
いろいろな人物が登場したが、
最後まで読む前になんとなく結末がわかってしまった。

それでも今までに読んだ湊かなえの作品の中では、
私はこの作品が一番好きかもしれない。

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2/22までカウプレの募集をしています♪

カウプレへの応募、ありがとうございます!
誰もいなかったらどうしよう…と思っていたので、
とっても感激しています♪

欲しいものの記号が書いてない方は、
お手数ですがもう一度書いていただけると助かります。

また、初めてコメントしてくださる方でもかまいませんが、
できたらこれからも交流してくれると嬉しいです!
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2012-02-04 (Sat)
「贖罪」   湊かなえ   東京創元社

取り柄と言えるのはきれいな空気、夕方六時には「グリーンスリーブス」のメロディ。そんな穏やかな田舎町で起きた、惨たらしい美少女殺害事件。犯人と目される男の顔をどうしても思い出せない四人の少女たちに投げつけられた激情の言葉が、彼女たちの運命を大きく狂わせることになる―これで約束は、果たせたことになるのでしょうか?衝撃のベストセラー『告白』の著者が、悲劇の連鎖の中で「罪」と「贖罪」の意味を問う、迫真の連作ミステリ。本屋大賞受賞後第一作。(「BOOK」データベースより



湊かなえの本は重いなと思いながらも、
読み始めると惹きつけられてしまう。

6作から成る連作短編集。
1作目で、少女がひとり殺されてしまう。
それまで一緒に遊んでいた少女たち4人は、
その事件をきっかけに、交流しなくなり、
心に傷を負ったまま、15年の時を過ごす。

1~4作目は、その少女達の過ごした15年間を、
4人それぞれが一人の女性に対して、
手紙だったり語りかけたりしたものである。

心に傷をつけたのは、事件そのものよりも、
その後の家族や周りの人々との関わりであった。
親が自分をどんな風に思っていたのかが、
事件をきっかけにして浮き彫りになり、
それが少女達の心に影をさす。

事件の犯人は誰なのか。
4作の間に、
一人の女性と、犯人の像が浮かび上がってくる。

そして、5作目。
今度はその女性が長い手紙を書く。
そこには女性の過去も綴られている。
自分勝手で我儘な女性ではあったが、
我が娘を愛していたことも事実である。



親の何気ない言葉が態度が、
子どもの心にどんな影響を与えるのか…
そして子どもは、親に対してどのような感情を抱くのか…

今は親であり、かつて子でもあった自分のことを考える。


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2011-05-13 (Fri)
「夜行観覧車」   湊かなえ   双葉社

高級住宅地ひばりが丘に住む三家族の視点で綴られていく物語。

遠藤家での娘の家庭内暴力。
高橋家での家族間殺人。
そして古くからひばりが丘に住んでいる小島さと子。
それぞれの家庭内事情がしだいに明らかになっていく。


読み進むうちに、段々気持ちが暗くなってくる。
登場人物は皆、自分勝手で、相手の立場を思いやれない人ばかり・・・。
内容が殺人事件だからではなく、その人達を見ているだけで嫌になる。

最後に殺人事件の真相はわかるが、少しもスッキリしない。

題名の観覧車も、
近くに日本一高い観覧車ができるということでつけたのだろう。
「長年暮らしてきたところでも、一周まわって降りたときには、同じ景色が少し変わって見えるんじゃないかしら。」
という小島さと子の言葉があるが、
何となく観覧車に例えてほしくなかった。
以前に読んだ柴田よしきの「観覧車」の印象がとても深かったのが原因かもしれない。

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