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2015-07-12 (Sun)
「泣き童子」   宮部みゆき   文芸春秋

不思議で切ない「三島屋」シリーズ。
江戸は神田。叔父の三島屋へ行儀見習いとして身を寄せるおちかは、叔父の提案で百物語を聞き集めるが。人気時代小説、待望の第三巻。

魂取の池/くりから御殿/泣き童子/小雪舞う日の怪談語り/まぐる笛/節気顔




この三島屋シリーズは、「おそろし」「あんじゅう」に続いて三冊目です。
辛い過去を持つおちかが聞き役となって百物語を聞き集めますが、
おちかは若干十八歳。
こんなにしっかりと聞き取ることのできるおちかに驚きです。

読んでいる私も苦しくなるような話もいくつかありました。


でもやっぱり宮部みゆき!
面白いです!!


表題作の「泣き童子」はとても怖いお話でした。
子どもを甘やかして育ててしまったためとはいえ、
そこにはいろいろな事情があり、現代にも通じる話だと思います。

三編目の「まぐる笛」は先日読んだ「荒神」を彷彿とさせる作品でした。
こちらが先に書かれているので、
読んだのが後先になってしまった私がいけないのですが、
出てくる怪物がそっくりで、あれ?!と感じました。
それでも全く違う作品になっていて、すごいです。


百物語だからまだまだ続くのでしょうか。。。
楽しみです♪






| 宮部みゆき | COM(0) | | TB(0) | |
2015-06-26 (Fri)
「荒神」   宮部みゆき   朝日新聞出版

内容(「BOOK」データベースより)
時は元禄、東北の山間の仁谷村が一夜にして壊滅状態となる。隣り合う二藩の因縁、奇異な風土病を巡る騒動…不穏さをはらむこの土地に“怪物”は現れた。仁谷擁する香山藩では病みついた小姓・直弥や少年・蓑吉らが、香山と反目する永津野藩では専横な藩主側近の弾正や心優しきその妹・朱音らが山での凶事に巻き込まれていく。恐るべき怪物の正体とは?交錯する北の人々はそれぞれの力を結集し、“災い”に立ち向かう!




目次の次のページを開いたら、主な登場人物の名前がずらずらと…
それだけで「う~~ん大丈夫かな~読めるかな~」と心配^^;

本を読む際に、名前を覚えるのが苦手なんですよね~
だから洋書も敬遠しているのですが、
日本名なのでどうにかなるだろうと、読み始めました。


読み始めると、人物一人一人の描写がしっかりされているので、
苦労することなく名前を覚えることができました!

そして名前の心配よりも、その内容・展開にどきどきわくわく。。。


時代小説ではあるけれど、主人公は怪物?!
怪物の描写も詳細で、本当に存在したらどうしようと思うほどです。


怪物に何十人もの人が殺されてしまいます。
そして、最後はとても哀しい気持ちになったけれど、
人々が山に見守られていることを感じられる終わり方で、
それだけが救いでした。








| 宮部みゆき | COM(0) | | TB(0) | |
2014-07-20 (Sun)
ご無沙汰しています。
またもや編み物ができないまま、日々を過ごしています。

CAL企画のモチーフは、
糸始末を終えたまま、ちいさな山を作っています。

仕事の疲れ??
いえ、ただのサボリ癖ですね;



「ペテロの葬列」   宮部みゆき   集英社

内容(「BOOK」データベースより)
今多コンツェルン会長室直属・グループ広報室に勤める杉村三郎はある日、拳銃を持った老人によるバスジャックに遭遇。事件は3時間ほどであっけなく解決したかに見えたのだが―。しかし、そこからが本当の謎の始まりだった!事件の真の動機の裏側には、日本という国、そして人間の本質に潜む闇が隠されていた!あの杉村三郎が巻き込まれる最凶最悪の事件!?息もつけない緊迫感の中、物語は二転三転、そして驚愕のラストへ!『誰か』『名もなき毒』に続く杉村三郎シリーズ待望の第3弾。



バスジャック事件が発端となって、次々と明るみになっていく出来事・・・
息もつかせずに読ませる技量は、やはり宮部みゆきです。

一気に読みましたが、それでも分厚い本を読むのは疲れました。
手で持っていると、筋肉痛になるほどです(笑)


最後は、事件解決バンザイ!で終わってくれたらよかったのに。
主人公の家族の話に、心が苦しくなってしまいました。
でもそれも次に繋げるためなのでしょうね。



宮部みゆきの作品はドラマ化されることが多いですが、
この作品もすでにドラマになっているんですね~
TVをほとんど見ないので知らなかったです。
知っていたとしても、やはり原作を読むのでしょうが・・・♪


ペテロの葬列ペテロの葬列
(2013/12/20)
宮部 みゆき

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| 宮部みゆき | COM(0) | | TB(0) | |
2013-12-16 (Mon)
「桜ほうさら」   宮部みゆき   PHP研究所

内容(「BOOK」データベースより)
父の汚名をそそぎたい。そんな思いを胸に秘めた笙之介は…。人生の切なさ、ほろ苦さ、人々の温かさが心に沁みる物語。



宮部みゆきの時代小説、好きです^^
ミステリアスな事件を解きながらも、
ほろりとさせる人情話を忘れてはいません。

父の汚名を雪ぐために江戸に出た主人公・笙之介は、
同じ長屋に住む人々と心を通わせ、
またそこで出会った桜の精に淡い恋をしながら成長していきます。

最後はちょっと哀しい思いをしましたが、
それでも未来に光の見える終わり方でほっとしました。

題名の「桜ほうさら」は甲州の方言「ささらほうさら」からきたもので、
笙之介は最後に「ささらほうさら」だったと述懐します。
方言でこう言われると、なんとなく優しく聞こえるのが不思議ですね。

 ささらほうさら(みんなでつくる甲州弁辞書【ウィキペずら】 - マチコレ!)   
   「ひっちゃかめっちゃか」「ふんだりけったり」「てんやわんや」
   「どうにもこうにもならない」など様々なニュアンスを持った言葉。  
   「まったくもって意味がわからない」という意味で使うこともある。
  


物語の中に「起こし絵」というものが出てきます。
料理屋の店を絵に描いて、立体的な形を作るものなのですが、
江戸の時代からそんなものがあったのかと興味を惹かれました。
現在にもまだ実物が残っているようです!
  「八百善起こし絵


桜ほうさら桜ほうさら
(2013/02/27)
宮部 みゆき

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| 宮部みゆき | COM(0) | | TB(0) | |
2013-11-17 (Sun)
「ここはボツコニアン 3 二軍三国志」   宮部みゆき   集英社

内容紹介
宮部みゆき、渾身の脱力系(笑)ファンタジー第3弾は「三国志」ファン必読!
ボツの世界「ボツコニアン」では三国志も二軍? 怪獣やロボットも参戦、誰も見たことのない「赤壁バトル」に刮目せよ!
内容(「BOOK」データベースより)
ボツの世界「ボツコニアン」では、三国志も二軍!?おなじみ三国志のメンバーに、小説やゲームで軽視されがちなキャラたち、そしてなぜか怪獣やロボットも入り乱れる、誰も見たことのない「赤壁バトル」!!脱力系ファンタジー、シリーズ最高潮!!




宮部みゆきがお遊びで書いた本?!
そうとわかっていても、ついていけませんww

三国志の登場人物に詳しくはないし、
ゲームの三国志もしたことがないので、
読んでいてもチンプンカンプンです。

まぁ今回は読んだという記録だけ残しておきます( *´艸`)

ここはボツコニアン 3 二軍三国志ここはボツコニアン 3 二軍三国志
(2013/08/05)
宮部 みゆき

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