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2007-10-21 (Sun)


「ホテル カクタス」  江國香織  集英社文庫  10/21読了


『街はずれにある古びた石造りのアパート「ホテル カクタス」。
その三階の一角には帽子が、
二階の一角にはきゅうりが、
一階の一角には数字の2が住んでいました。
三人はあるきっかけで友達になり、
可笑しくてすこし哀しい日々が、穏やかに過ぎて行きました・・・・・・。』


江國香織といえば恋愛小説と思っていたので、
ここに登場する帽子・きゅうり・数字の2は三人のニックネームかと思って読み始めた。
ところが読み進めるうちに、本物の帽子ときゅうり・2だとわかり、
とまどってしまった。
不思議な物語である。

性格の違う三人が親しくなり、
そして一緒に旅行をするまでになる。
その過程が淡々と描かれている。
画家・佐々木敦子の絵が物語とマッチしていて温かみと哀しみを添えている。

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2007-10-06 (Sat)


「落下する夕方」  江國香織  角川文庫  10/6読了


梨果と健吾、8年間一緒だった二人の別れから物語が始まる。

なぜか健吾が好きになった華子と暮らすこととなる梨果・・・。
別れても元恋人と離れられないまま、日々が過ぎていく。

誰をも魅了してしまう華子だが、私は好きになれなかった。
彼女さえいなければ・・・。

読んでいて苦しくなる。
やはり恋愛小説はハッピーエンドがいい。

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2007-06-25 (Mon)


「すいかの匂い」  江國香織  新潮文庫  6/24読了



川上弘美のあとがき「江國さんのひみつ」を読んでいて、 
私はファンではないのだと思った。

『このお話、わかる。たぶん、こんなにこれがわかるのは、私だけじゃないかな。・・・・・・』

そう思えない私は、 
やっぱりファンではないのだろう。
一冊読んでみて、また読みたいと思って読んではみたものの、
全然わからない。
共感できない。
それでもまた読んでみたい。
不思議な感覚・・・

この本は夏の季節の短編集。
少女の頃のお話がいろいろ。
どの少女にも共感はできなかったけれど、心の中を覗いてみたような気分。
もう少し江國さんの本を読んでみようかな~~

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2007-06-17 (Sun)


「ウエハースの椅子 」  江國香織  ハルキ文庫  6/17読了



この作家の主人公はちょっと変わった感覚の持ち主のような気がする。

画家である女性とその恋人との切ない恋愛小説なのだが、
常に子どもの頃の記憶と絶望がつきまとう。

完璧に見える恋人に何を望むのか・・・

女性を愛し理解してくれている恋人に・・・



こんな恋人がいたら幸せだろうな~

そう思いながら読んでいた。

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2007-06-13 (Wed)


「きらきらひかる」  江國香織  新潮文庫  6/13読了



同性愛者の夫睦月と軽い(?)精神病の妻笑子の話。

夫の恋人紺も加わって、
この3人と両親・友達との関係も書かれている。

この3人・・・  
不思議だけれど何故か納得させられる。
お互いを愛し必要とし合っている。

読んでいて悲しいけれど爽やかな気分にさせられた。

こんな恋愛もあるんだね・・・

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