2007-08-25 (Sat)
「十月は二人三脚の消去法推理」 霧舎巧 講談社 8/25読了
私立霧舎学園ミステリ白書シリーズの7作目。
題名の通り、体育祭を舞台にした気軽に読める推理小説である。
ただし前の作品を読んでいないと人物関係がわからず、面白くないとは思うが・・・
私も前作を読んでから間が開いているので
(読んでいなかったのではなく出版されていなかった)、
思い出すのに時間がかかった。
それでも読み始めると一気に読める。
高校生のコンビが探偵役で謎解きをする。
私も一緒になって推理するが、伏線が多く最後まで犯人がわからない。
今回はもう一人の探偵役が一歩下がって推理をしていて、
それぞれの推理が最後に噛み合う。
学園物として読んでもいいかなと思う。