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2007-07-07 (Sat)
「眉山」  さだまさし  幻冬舎  7/7読了


徳島にある眉山、そこにかつて住んでいた咲子と母龍子。
阿波踊りを練習する音楽がそこここに流れる中、ひとりの命が閉じられようとしている。

映画の主題歌「蛍」は肺の中に飛ぶ白い癌細胞の点であり、
幼き頃に蛍を一緒に見た人の温かな大きな手の思い出からきている。

潔い一生を終える「神田のお龍」こと龍子。
その人生には圧倒された。

献体の話も出てくるが、私にはそこまでできるだろうか・・・
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2007-05-05 (Sat)
「まほろばの国で」  さだまさし  毎日新聞社


1998年1月から2002年11月まで毎日新聞連載のコラム

「日本が聞こえる」より精選されたもの。

一日分を見開き2ページで書いてある。

国ほめが願いだったというが 今の日本を憂えているとしか思えない。

それよりも さだまさしの人脈の広さには驚かされた。

これも人柄のせいなのだろうが 人との出会いをとても大切にしている。

いろんなことに興味を持ち すぐに行動する素晴らしさを感じた。
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2007-04-30 (Mon)
「解夏」  さだまさし  幻冬社  4/30読了

  「解夏」「秋桜」「水底の村」「サクラサク」四篇の短編集。

  どれもなみだ涙だった。

  精霊流しの自伝的な小説とはまた違うが 素敵な物語ばかりだ。

  失明する病気になる『解夏』
  失明すると完治するという病気。
  失明するまでの苦しみは 失明と同時になくなる。

  農家に嫁いだフィリピン女性の話『秋桜』
  
  ダムの底に沈んだ故郷を持つ幼馴染のふたりを描く『水底の村』

  痴呆症になる祖父とその家族が、 
  祖父の思い出の地にたどり着くまでを描いた『サクラサク』

  どれも皆、前向きに進むことを選んだ人達の話だ。
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2007-04-24 (Tue)
「精霊流し」 さだまさし  幻冬社  4/24読了

  第一話の『薔薇の木』からエピローグの『君を忘れない』まで、

  主人公の身近な人々の死が書かれている。

  家族・友達等々を優しさのあふれた眼差しで見つめてる主人公・・・。

  さだまさしの自叙伝風ではあるが、小説として読んでも素晴らしかった。

  第五話の『精霊流し』だけは無関係の人達の精霊流しについて書かれていたが、

  私はこの話が一番好きだ。

  息子に喪主の重みと、生命のバトンを最後に残した父親。

  産まれることなく逝ってしまった赤ちゃん・・・。

  共に哀しい。
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