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2017-03-20 (Mon)
「黄金旋律」   村山早紀   PHP文芸文庫

内容(「BOOK」データベースより)
「約束するよ。いつかきっと、ぼくがきみを助ける」優は、臨に誓うように言った。―医師をめざす少年・臨の家に同居することになった、弱気で引っ込み思案の従兄弟・優。しかし臨の家庭も、かつて事故で兄・律が亡くなったことが影を落としていた。それでも明るく振る舞う臨だったが、その限界を迎えた時、思わぬ出来事が…。少年たちの勇気と友情が、温かい感動とさわやかな興奮を誘う冒険物語、開幕。



読み始めた時、以前読んだことがあるような気がして
いろいろ過去の備忘録を探してみましたが見つからず…
読み進めるうちに既読感もなくなりました。
あれは何だったのでしょうか。
読みかけて止めてしまったのかな~

第一章の「廃墟の夢」の後半から第二章の「復活」まで
涙涙の連続でした^^;
子を持つ親の気持ち、親に好かれたいと思う子の気持ち。。。
痛いほどよくわかります。

第三章の「光」になって、ようやく冒険小説らしくなってきます。
ここからはわくわく感が味わえますが、
今度は、次はどうなるのだろうという気持ちに捕らわれてしまいます。

あとがきには続編があると書かれていますが、
まだ出版されていないようです。残念。


家族も友達もかけがえのないものだと実感した物語でした。


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昨日今日の暖かさで近所の早咲きの桜が咲きました!
もうそんな季節なんですね~
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| 村山早紀 | COM(0) | | TB(0) | |
2017-03-14 (Tue)
「花咲家の怪」   村山早紀   徳間文庫

内容紹介
鍵盤に手を置くと指が自然とメロディーを奏でる。弾けないはずのピアノなのに、まるで魔法のように。そして桂は思い出す。会えないはずの少女に会った記憶を(「別れの曲」)。かすみ草を使って優しいお見舞いの花束をつくる木太郎。届け先は老いたパティシエがひとり住まう家。彼には遠い日に亡くした愛娘がいた(「火車」)。哀切で愛らしく、ほのかに怖い短編集。



いつものお話のつもりで読み始めた本。
でも何かがちょっと違う。。。

第三話の「火車」では怖さのあまり、思わず涙が…
怖さ?哀しさかな?

第四話の「約束」もちょっぴり怖いお話でした。
でも最後には心が救われたので、少しほっとしました。

第一話「別れの曲」第二話「夏の川」とともに、
全体的にいつもの作風とは違うようでしたが、
これはこれで面白かったです。


本の中にはいろいろな猫が登場します。
どの猫も可愛いのですが、
化け猫というものが存在するように、
猫には不思議な力が宿っているのでしょうね。

それにしても「火車」は怖かったです^^;


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| 村山早紀 | COM(0) | | TB(0) | |
2017-01-24 (Tue)
桜風堂ものがたり」   村山早紀   PHP研究所

内容(「BOOK」データベースより)
万引き事件がきっかけで、長年勤めた書店を辞めることになった青年。しかしある町で訪れた書店で、彼に思いがけない出会いが…。田舎町の書店の心温まる奇跡



やはり村山早紀さんの作品は素敵です!

“桜風堂”というのは田舎にある小さな本屋さんの名前なのですが、
そこに至るまでのお話も、
そこにたどり着いてからのお話も、
とても感動的でずっと鼻をぐすぐすさせながら読んでいました。

中に登場する“四月の魚”という作品も読んでみたくなりました。
そしてこの作品の続きもぜひ読んでみたいです!!


村山早紀さんの作品は、
どのキャラクターもみんな優しくて、心惹かれる人ばかりです。
今回の作品もそうでした。

そんなキャラクターたちのその後がすごく気になります。

銀河堂の書店員さんや、従兄との今後の関りや、
本好きな大女優さんと元(?)脚本家が作り出すドラマなど、
興味が尽きません。






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2016-04-17 (Sun)
今回の熊本地震への募金をYahoo!が行っています。
Tポイントでも募金できます。
被災地の方たちが一日でも早く、いつもの毎日が送れるようになりますように…

【Yahoo!基金】熊本地震災害緊急支援募金
 → http://docs.donation.yahoo.co.jp/report/kumamoto.html




「竜宮ホテル 水仙の夢」   村山早紀   徳間文庫

内容(「BOOK」データベースより)
鬼は外、福は内。外へ外へと追われた鬼はいったいどこへ行けばいいの?ひなぎくは心を痛め、心で呼ぶのです。鬼さんこちらへいらっしゃい。「ここ」なら誰もあなたを嫌わない。魔法の力に祝福され、不思議を招く竜宮ホテル。今回のお話はひなぎくと節分の夜の物語、「水仙の夢」。小さな書店を響呼が訪う、「椿一輪」。玩具の白猫の魂と懐かしい奇跡の物語、「見えない魔法」など四篇。



風早にある竜宮ホテルに住んでいる作家・水守響呼と
あやかしであるひなぎく、二人の目線で書かれた物語。

あやかしではあるけれど、
いいえ、あやかしだからこそ、
「鬼は外!」と外に追いやられてしまう鬼をかわいそうに思うひなぎく。
私も大好きな「泣いた赤鬼」の鬼を思い浮かべるひなぎくに共感しつつも、
やはり鬼は怖いかな~

四篇のお話どれもが、心優しい人たちが登場し、
ホロリとさせられつつも温かな気持ちになれる作品です。
そして、登場人物が成長していく様子に勇気づけられます。

次は寅彦さんのミステリー(?)の期待しています!!^^







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2016-02-22 (Mon)
「コンビニたそがれ堂 神無月のころ」   村山早紀   ポプラ文庫

内容(「BOOK」データベースより)
本当にほしいものがあるひとだけがたどりつける、不思議なコンビニたそがれ堂。今回は、化け猫「ねここ」が店番として登場!遺産相続で廃墟のような洋館を譲り受けた女性と忘れられた住人たちの物語「夏の終わりの幽霊屋敷」、炭坑事故で亡くなった父と家族の温かな交流を描いた「三日月に乾杯」など、ちょっぴり怖くてユーモラスな5つの物語を収録。深い余韻がいつまでも胸を去らない、大人気コンビニたそがれ堂シリーズ、第5弾!



題名の神無月のとおり、
神のいない月のお話である今回のコンビニたそがれ堂は、
店長の風早三郎ではなく、アルバイトのねここが店番をしています。
そのせいか、お話が物悲しくてしっとりとした風情になっています。

どのお話にも幽霊が登場するのですが、
怖いというより、その寂しさばかりが感じられました。


アルバイトのねここの衣装が着物にエプロン姿で、
その着物の柄が季節にぴったりで素敵です。
表紙の絵は、「赤い林檎と金の川」に登場するねここですね^^




この本は温泉旅行の道中の車内で読んでいたのですが、
うるうるしてしまい、途中で何度もページを閉じては、
またすぐに続きが読みたくなってしまった本です。




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