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2018-12-23 (Sun)
「ドアを開けたら」   大崎梢   祥伝社

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
鶴川佑作は横須賀のマンションに住む、独身の五十四歳。借りた雑誌を返すため、同じ階の住人・串本を訪ねた。だが、インターフォンを押しても返事がなく、鍵もかかっていない。心配になり家に上がると、来客があった痕跡を残して串本が事切れていた。翌日いっぱいまで遺体が発見されては困る事情を抱える佑作は、通報もせずに逃げ出すが、その様子を佐々木紘人と名乗る高校生に撮影され、脅迫を受けることに。翌朝、考えを改め、通報する覚悟を決めた佑作が紘人とともに部屋を訪れると、今度は遺体が消えていた…著者渾身の本格長編ミステリー!



失業中の中年男性・佑作と不登校の高校生・紘人。
おかしなコンビですが、
遺体を発見したことから、犯人(?)探しが始まります。

亡くなった串本さんの周りでは不思議なことが起きていました。
それを探るうちにいろいろなことがわかってきます。


久しぶりに一気読みしたミステリーでした!
悪い人も出てはきますが、最後はみんないい人という感じで、
読後感はすっきり爽やかな気分です。


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| 大崎梢 | COM(0) | | TB(0) | |
2018-09-17 (Mon)
「よっつ屋根の下」   大崎梢   光文社

内容(「BOOK」データベースより)
勤め先の大病院の不祥事隠蔽を批判し、犬吠の地方病院に飛ばされた父。製薬会社に関係の深い実家を気にして、父についていこうとしない母。都会暮らしが好きなのに、父をひとりにできなくて、ついていったぼく。お母さんを責めないで!と言いながら、密かに自分を責めていた妹。たとえ自分は離れても、いつまでもそこにあってほしい、ぼくたちの「家」。それは、わがままだろうか。家族でいるのが大変な時代の、親子四人の物語。



四人家族のそれぞれの思いを、時代を超えて書かれた短編集。

左遷された父についていった息子の思い。
母と知り合った頃を思い出す父の思い。
高校時代の友と話す親に対する母の思い。
高校3年時の友に関する娘の思い。

よっつの思いが重なったとき、家族はどういう道を進んでいくのでしょうか。


今までのミステリーとは違う、家族の物語でしたが、
私にはお気に入りの1冊になりました。



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2018-09-13 (Thu)
「横濱エトランゼ」   大崎梢   講談社

内容(「BOOK」データベースより)
高校3年生の千紗は、横浜のタウン誌「ハマペコ」編集部でアルバイト中。初恋の相手、善正と働きたかったからだ。用事で元町の洋装店へ行った千紗は、そこのマダムが以前あった元町百段をよく利用していたと聞く。けれども善正によると元町百段は、マダムが生まれる前に崩壊したという。マダムは幻を見ていた?それともわざと嘘をついた?「元町ロンリネス」「山手ラビリンス」など珠玉の連作短編集。



主人公・千紗がアルバイト中に出会った人々からいろいろなことを学んでいきます。
それは横浜の地理や歴史で、そこには謎もありました。

そしてその謎を解くときに、いつも傍にいるのは初恋の相手・よっちゃんです。

千紗とよっちゃんはどうなるのか?
最後まで謎(?)のままでしたが、二人の道が重なってほしいと思いました。


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2018-08-09 (Thu)
「ようこそ授賞式の夕べに」成風堂書店事件メモ邂逅編   大崎梢   東京創元社

内容(「BOOK」データベースより)
今日は年に一度のイベント、書店大賞授賞式の日。成風堂に勤める杏子と多絵は、初めての授賞式参加とあって、華やいだ気分でいっぱいだ。ところが朝の業務を終えて出かけようという矢先に、福岡の書店員・花乃が「書店の謎を解く名探偵」に会いに成風堂を訪れる。書店大賞事務局に届いた不審なFAXの謎を名探偵に解いてほしいというのだ。一方、明林書房の新人営業マン・智紀も、全国から書店員が集まる今日を有意義に過ごすべく、準備万端調えていた。そこへ、他社の営業マン・真柴から、今すぐ来いと呼び出しを受ける。書店大賞事務局長の竹ノ内が、今日のイベントに関わる重大問題に頭を抱えているらしい…。“成風堂書店事件メモ”と“出版社営業・井辻智紀の業務日誌”、両シリーズのキャラクターが勢ぞろい!書店員の最も忙しい一日を描く、本格書店ミステリ。



2つのシリーズのキャラクターが勢ぞろいします。
一日を時間に沿って、交互に話し手となって進んでいきます。

主軸となっている書店大賞は、本屋大賞のようですね。
芥川賞や直木賞の作品は読まなくても、
本屋大賞の作品は、読みたくなってしまいます。
それはやはり身近な書店員さんが選んだ本だから…

この作品はそんな大賞授賞式の裏側も見せてくれました。

別々のシリーズも楽しみですが、
両方のキャラクターの登場する作品をもっと読んでみたいですね!


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2018-08-05 (Sun)
「背表紙は歌う」   大崎梢   東京創元社

内容(「BOOK」データベースより)
作り手と売り場、そのふたつを結ぶために。出版社の新人営業マン・井辻智紀は今日も注文書を小脇に抱え、書店から書店へと飛び回っている。しかし取次会社の社員には辛辣な言葉を投げかけられ、作家が直々に足を運ぶ「書店まわり」直前にはトラブルを予感させる出来事が…。井辻くんの奮闘をあたたかな筆致で描いた、本と書店を愛する全ての人に捧げるミステリ短編集第二弾!



作品の題名ではどんな話なんだろう?と想像できなかったことも、
読み終えると、ああそうか!と納得します。

表題作の「背表紙は歌う」が、まさにそうなんです。

どたばたしながらも最後には優しい落ちが待っていて、
どの作品も面白かったです。

最後の作品には成風堂も出てきて、
なぞなぞも楽しませてもらいました!


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