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2017-10-29 (Sun)
コンビニたそがれ堂 祝福の庭」   村山早紀   ポプラ文庫ピュアフル

内容(「BOOK」データベースより)
本当にほしいものがあるひとだけがたどりつける、不思議なコンビニたそがれ堂。北国の高校を卒業し、いまは街角の洋品店で働くつむぎが、たそがれ堂で手にしたものは―。かつて諦めてしまった夢の続きを描いた「ガラスの靴」、老いた人気漫画家と少女の交流がユーモラスな「神様のいない家」、サンタクロースに手紙を書いた少年たちの物語「祝福の庭」。すべてを突き抜けてあふれだす魔法のようなきらめきと温もり、大人気シリーズ第六弾!



昨年のちょうど今頃に書かれた3作品で、
どれもクリスマスがテーマになっています。

コンビニたそがれ堂には、
1作目が狐の神様で2作目が猫のねここ、
そして3作目には二人(?)ともがいます(^-^)
お馴染みの登場人物がいるだけで嬉しくなりますね。

お話はどれも素敵で、読み終えるのがもったいなくて、
ゆっくりとかみしめるように読んでしまいました。


夢を持つことの素晴らしさ。
夢は願えば叶うんだと信じられるようなお話です。
クリスマスにはピッタリですね!


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2017-10-21 (Sat)
「さがしもの」   角田光代   新潮文庫

内容(「BOOK」データベースより)
「その本を見つけてくれなけりゃ、死ぬに死ねないよ」、病床のおばあちゃんに頼まれた一冊を求め奔走した少女の日を描く「さがしもの」。初めて売った古本と思わぬ再会を果たす「旅する本」。持ち主不明の詩集に挟まれた別れの言葉「手紙」など九つの本の物語。無限に広がる書物の宇宙で偶然出会ったことばの魔法はあなたの人生も動かし始める。



本にまつわる9作品の短編集です。
どの作品も、本を好きなんだなと思わせてくれるものばかりでした。

古本屋で買った本が以前自分が売った本であったり、
旅先の宿で出会った手紙の挟まれている本だったり、
付き合った相手と好みが一緒の本たちだったり、と
いろいろな本が登場してきます。
本に対する思いっていろいろあるんですね。


角田光代の本は「八日目の蝉」以来かな。
なぜか手に取らないまま来てしまいました。

今回の本は、短編集であったため読みやすかったし、
とても面白かったです。
また機会があれば、
角田さんの本をもっと読んでみたいと思います。


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2017-10-14 (Sat)
「八百八寺の風鈴屋」   石崎とも   メディアワークス文庫

内容(「BOOK」データベースより)
京都に佇む風鈴専門店『風の通り路』。この店には、お人好しな兄弟が働いている。代々伝わる不思議な風鈴により悩みを抱えた客の来店を知る店長・遊佐和真は、今日も今日とて商売そっちのけで客の問題に首をつっこむ日々。その兄の行動に困りながらも協力してしまう弟・隆司。そんな二人が働く風鈴屋に、ある老婦人が訪れる。亡き夫が京都の地に捨てたという過去の想いを巡って和真たちは老婦人と共に想いを探り…。これは、風鈴によって人々の悩みを幸せに変える、心優しき風鈴屋兄弟の物語―。



悩みがある客が近づくと鳴るという不思議な風鈴。
その設定の面白さに引かれて読んでみましたが、
京都だというのに京都らしさは欠片もなく、
一年中風鈴を売っているというのも何となく違和感があり、
感情移入できない作品でした。

不思議な風鈴の由来が最後のほうにわかるのですが、
内容紹介にあるような代々伝わるようなものではありませんでした。

細かい部分では物足りない部分の多い作品ではありましたが、
不思議な風鈴・兄弟二人の関係など、
もっと掘り下げた連続ものであったなら、
気軽に読める作品として楽しいものとなるでしょう。


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