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2018-02-24 (Sat)
「英雄の書」上・下   宮部みゆき   新潮文庫

内容(「BOOK」データベースより)
上巻:森崎友理子は小学五年生。ある日、中学生の兄・大樹が同級生を殺傷し、失踪するという事件が起きた。兄の身を心配する妹は、彼の部屋で不思議な声を聞く。「ヒロキは『エルムの書』に触れたため、“英雄”に憑かれてしまった」。大叔父の別荘から彼が持ち出した赤い本がそう囁いていた。友理子は兄を救い出すべくたった一人で、英雄が封印されていた“無名の地”へと果敢に旅立った。
下巻:友理子は“印を戴く者”ユーリとなり、額の印に魔力を授かって無名の地から帰還した。兄を探して、彼女が次に向ったのは『エルムの書』発祥の地ヘイトランドだった。従者として連れ帰った無名僧ソラ、魔法でネズミに化身した赤い本アジュ、謎の“狼”アッシュも同行するが、旅先では幾つもの試練が待ち受けていた―。苛酷な冒険の果て、ユーリが知らされる驚愕の真実と本当の使命とは?待ち受ける幾つもの試練と驚異。手に汗握るめくるめく冒険譚。



宮部みゆきさんは、
初めて読んだ「火車」でつまづき、
その後、時代小説に出会って好きになり、
ほとんどの作品を読んできました。
この作品は、ファンタジー・冒険小説の分類でしょうか。
出だしで引っ掛かりましたが、どうにか読破しました。

5年生の女の子とは思えない冒険ではありましたが、
その点を差し引けば、途中はまあ面白かったです。
でも読み終わった時、物足りなさが…

本来の目的は達せないまま終わってしまい、
肝心の兄とも本当の再会はできませんでした。

この後にも続きがあるような終わり方でしたが、
それはまた別の物語になってしまうのでしょうね。


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| 宮部みゆき | COM(0) | | TB(0) | |
2018-02-14 (Wed)
「5年後のラブレター」   村上桃子   リンダブックス

内容(「BOOK」データベースより)
最愛の夫である渉(わたる)の突然の死から5年、菜緒は喪失感から心を空っぽにしたままただ息子・歩夢(あゆむ)とふたりで生きていくため誰にも頼らずに必死に働いていた。そんなある日、歩夢宛に一通の手紙が届く。それはお気に入りの絵本の登場人物からの、冒険への誘いだった。勢いよく街に飛び出した幼い歩夢に導かれるように菜緒は大切な人たちとの再会を重ねていく―若き父親が愛する妻とまだ見ぬ息子に宛てた心温まる天国からのメッセージがそこにはあった。



表紙に書かれた文と、裏表紙の内容紹介。
これを読んだだけで、なんとなくストーリーがわかります^^

でもそれだけで終わらないのが小説の面白さ!
ストーリー展開が予想されているのにも関わらず、
思わず涙する場面が何か所もありました。

5年後じゃなく遺言で残してあげてもよかったのに・・・とも
思いますが、そこが物語。
息子の歩夢くんが5歳になっているからこそのお話でもあります。

ただ5歳の子が地図を読めるのか?
母親は思い出の場所なのに、地図を見てわからないのか?
などの疑問も残ります。



それでも涙活というデトックス効果は抜群でした♪


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| 読んだ本・その他 | COM(0) | | TB(0) | |
2018-02-10 (Sat)
「あきない世傳 金と銀 ④ 貫流篇」   高田郁   ハルキ文庫

内容(「BOOK」データベースより)
江戸時代中期、長く続いた不況を脱し、景気にも明るい兆しが見え始めた。大坂天満の呉服商、五鈴屋でも、五代目店主の惣次とその女房幸が、力を合わせて順調に商いを広げていた。だが、徐々に幸の商才を疎むようになった惣次は、ある事件をきっかけに著しく誇りを傷つけられ、店主の地位を放り出して姿を消す。二度と戻らない、という惣次の決意を知ったお家さんの富久は、意外な決断を下す。果たしてその決断は五鈴屋を、そして幸を、どのような運命へと誘うのか。大人気シリーズ第四弾!



同じ作者の「みをつくし料理帖」の主人公・澪は、
腕も知恵もあり、努力の人でした。
しかも初恋を捨て、料理人という道を選んだ人でした。

この作品の主人公・幸も、才覚も知恵も度量もある人です。
さらに美貌にも恵まれ、今作では名前通りの幸せをつかみます。

呉服屋の話、さらに大阪の話、ではありますが、
情景を思い描きながら読むことのできる作品だと思います。


次回作も楽しみ!!


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| 高田郁 | COM(0) | | TB(0) | |
2018-02-04 (Sun)
「この世の春」上・下   宮部みゆき   新潮社

内容紹介
小説史に類を見ない、息を呑む大仕掛け。そこまでやるか、ミヤベ魔術! それは亡者たちの声? それとも心の扉が軋む音? 正体不明の悪意が怪しい囁きと化して、かけがえのない人々を蝕み始めていた。目鼻を持たぬ仮面に怯え続ける青年は、恐怖の果てにひとりの少年をつくった。悪が幾重にも憑依した一族の救世主に、この少年はなりうるのか――。21世紀最強のサイコ&ミステリー、ここに降臨!
内容(「BOOK」データベースより)
底知れぬ悪意のにじむ甘い囁き。かけがえのない人々の尊厳までも、魔の手は蝕んでゆく。前代未聞の大仕掛け、魂も凍る復讐劇。



単行本の上下巻。読みごたえがあります。
肩こりに悩まされながらも、ついつい惹き込まれてしまいました。

宮部みゆきの時代小説はやっぱり面白いです!
重苦しい場面や涙を誘う場面もありましたが、
ハッピーエンドだったおかげで、読後はすっきりです。


五香苑の四季の景色を見てみたいですね。


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| 宮部みゆき | COM(0) | | TB(0) | |