2018-09-23 (Sun)
「悲嘆の門」上 宮部みゆき 新潮文庫
内容(「BOOK」データベースより)
インターネット上に溢れる情報の中で、法律に抵触するものや犯罪に結びつくものを監視し、調査するサイバー・パトロール会社「クマー」。大学一年生の三島孝太郎は、先輩の真岐に誘われ、五カ月前からアルバイトを始めたが、ある日、全国で起きる不可解な殺人事件の監視チームに入るよう命じられる。その矢先、同僚の大学生が行方不明になり…。“言葉”と“物語”の根源を問う、圧倒的大作長編。
文庫本ではありますが、3冊の本を手にしたとき、
読み切れるかなと心配になりました。
上巻は宮部みゆきのミステリーらしく、
ぐんぐんと惹きつけられて読み進んでしまいました。
まったく別の角度から、違うものを追っていたはずの二人、
大学生・三島孝太郎と元刑事・都築茂典の出会いまでが
テンポよく描かれています。
「クマー」という社名の由来の話が、好きでした。
今は中巻を読んでいる途中ですが、
『英雄の書』のユーリが登場した辺りからは、
ミステリーではなくファンタジーのようになってきていますね。
でもまだまだスピードが落ちずに読めています!
内容(「BOOK」データベースより)
インターネット上に溢れる情報の中で、法律に抵触するものや犯罪に結びつくものを監視し、調査するサイバー・パトロール会社「クマー」。大学一年生の三島孝太郎は、先輩の真岐に誘われ、五カ月前からアルバイトを始めたが、ある日、全国で起きる不可解な殺人事件の監視チームに入るよう命じられる。その矢先、同僚の大学生が行方不明になり…。“言葉”と“物語”の根源を問う、圧倒的大作長編。
文庫本ではありますが、3冊の本を手にしたとき、
読み切れるかなと心配になりました。
上巻は宮部みゆきのミステリーらしく、
ぐんぐんと惹きつけられて読み進んでしまいました。
まったく別の角度から、違うものを追っていたはずの二人、
大学生・三島孝太郎と元刑事・都築茂典の出会いまでが
テンポよく描かれています。
「クマー」という社名の由来の話が、好きでした。
今は中巻を読んでいる途中ですが、
『英雄の書』のユーリが登場した辺りからは、
ミステリーではなくファンタジーのようになってきていますね。
でもまだまだスピードが落ちずに読めています!