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2018-06-07 (Thu)
「NNNからの使者 猫だけが知っている   矢崎存美   ハルキ文庫

内容(「BOOK」データベースより)
最近寂しさが身に染みる独身男藤本誓のもとに、やけに模様がくっきりとした三毛猫が現れるようになった。と同時に、会社からの帰り道、野良と思われる白猫が「お腹すいた」と猛アピールしてくるように。食べ物を与えるようになった誓は、次第に猫が飼いたくなり、ペット可物件に入居してしまう(表題作「猫だけが知っている」より)。今日もミケさんたちは、猫好きな誰かのことをじっと見ている!?ページをめくるたび、あなたも猫の魅力のとりこになる、モフモフ猫小説誕生!



人と猫の両方の目線から描かれている連作短編集です。
全部の作品に登場するミケさんが不思議な存在で、
人の心も猫の心もお見通しなんです。

猫好きな人なら「わかるわかる」という場面がいっぱい!

野良の可愛い子猫を飼いたくなってしまいました(=^・^=)


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2018-05-29 (Tue)
「カーテンコール!」   加納朋子   新潮社

内容紹介
幕が下りた。もう詰んだ。と思ったその先に、本当の人生が待っていた。経営難で閉校する萌木女学園。私達はその最後の卒業生、のはずだった――。とにかく全員卒業させようと、限界まで下げられたハードルさえクリアできなかった「ワケあり」の私達。温情で半年の猶予を与えられ、敷地の片隅で補習を受けることに。ただし、外出、ネット、面会、全部禁止! これじゃあ、軟禁生活じゃない!



「アンソロジー 惑:まどう」に載っていた「砂糖壺は空っぽ」を1作目とする連作短編です。

一度は終わったはずの学生生活。
でも卒業できなかった人を集めた補習授業が始まります。

事情を抱えているひとりひとりの人生に
スポットライトが当たっているようでした。
それこそがカーテンコールなのです!


本当に面白かった!!
一作ではわかりにくかった部分も、連作になることでスルッと入ってきます。

一作一作を丁寧に読み進めたくて、
一気に読むのを我慢してしまったほどです。


卒業後の彼女たちに、幸あれ!


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2018-05-23 (Wed)
「かがみのもり」   大崎梢   光文社文庫

内容(「BOOK」データベースより)
中学の新米教師・片野厚介は、クラスの少年たちからとある写真を見せられる。立入禁止の神社の森に、金色に輝く豪華絢爛なお宮と、狛犬に似た狼像があるというのだ。森の探索を始めた厚介たちに、謎に男、怪しい白装束の集団、そしてとびきりの美少女が近づく。彼らの目的はいったい何なのか?謎に迫る厚介たちは、やがて森の奥に哀しい物語を見つけ出す…。



読み始めたばかりで、
ストーリーとは関係のないところに矛盾を見つけ、
一気にクールダウン。

でも読み進めると、楽しい読み物だったかな。

新米の中学教師と中学生が主人公ということもあり、
中学生くらいの人が読むのには面白そうです。

宗教団体が出てきますが、
特定の宗教団体が思い浮かんでしまい、気鬱に。。。


木の根元に文字を書き込むというのも、
自然をないがしろにしている感じがして、気になりました。



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2018-05-17 (Thu)
「春の旅人」   村山早紀   立東舎

内容(「BOOK」データベースより)
大人気作家・村山早紀の未発表作品を含む3つの短編を数多くの装幀で知られるイラストレーター・げみの世界観に寄り添うやさしいイラストが彩る、華麗な1冊。「花ゲリラの夜」さゆりさんは、いつもポケットに花の種や小さな球根を隠し持っている。散歩のふりをして、町中に種をまくのだけれど…。「春の旅人」夜のゆうえんち。そこで出会ったおじいさんから、ぼくは星をみながらとあるお話を聞くことになった。「ドロップロップ」ドロップロップかんをふるところん―。大人も子どもも楽しめる、カラフルなお話。



作家・村山早紀の名前と、美しい表紙に、
思わず手にしてしまった本です。

中身は、大人の童話ですね。
『花ゲリラの夜』は、普通の女の子が花を通して、
憧れるおとなになれることを教えてくれます。
『春の旅人』は、桜の木の下の夢のようなお話。
『ドロップロップ』はきれいな色の詩でした。

とにかく挿絵がきれいです!


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2018-05-12 (Sat)
「猫が見ていた」   アンソロジー   文春文庫

内容(「BOOK」データベースより)
現代を代表する人気作家たちが猫への愛をこめて書き下ろす猫の小説、全7編。作家の家の庭に住みついた野良猫。同じマンションの女の猫が迷い込んできたことで揺れる孤独な女の心。猫にまつわる名作絵本に秘められた悲しみ…ミステリアスな猫たちに翻弄される文庫オリジナルアンソロジー。巻末にオールタイム猫小説傑作選も収録。
内容紹介
猫を飼うふりを続けていた男の謎。同じマンションの住人の猫を密かに飼う女…現代を代表する人気作家たちが猫への愛をこめて書き下ろす猫の小説、全7編。猫好き必読です。 巻末には「猫小説オールタイム・ベスト」紹介も。
【収録作品】
「マロンの話」湊かなえ
「エア・キャット」有栖川有栖
「泣く猫」柚月裕子
「『100万回生きたねこ』は絶望の書か」北村薫
「凶暴な気分」井上荒野
「黒い白猫」東山彰良
「三べんまわってニャンと鳴く」加納朋子
「猫と本を巡る旅 オールタイム猫小説傑作選」澤田瞳子



好きな作家さんの作品もあるアンソロジーは、読むのが楽しいですね。
今回はテーマが『猫』でもあり、とても面白かったです!

加納朋子さんの「三べんまわってニャンと鳴く」は、
スマホゲームの中で猫を育てるお話で、
猫を飼えない私も似たようなことをしているためか、
自分のことのように読んでしまいました。
ゲームの中だけでなく
現実にもハッピーになりそうな終わり方がよかったです^^


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